西宮市庁舎内盗聴器を探せ会議室などの安全確保へ
西宮市は、今村岳司市長の執務室や重要な政策決定を行う会議室などのセキュリティ確保のため、盗聴器が仕掛けられていないかの調査を実施することを決めた。
同市施設保全管理課によると、盗聴調査は初めて。本庁舎のみで、数ヵ所に限るといい、具体的な調査場所は非公表としている。
16日の今村市長就任後、同市長室が要請し、庁舎の維持管理費として公費で負担する。すでに民間業者数社から見積もりを取っており5月末までに実施する予定という。
市担当者は「これまで、調査するという意識がなかったが、政策の意思形成過程についてはシビアな話が多く、必要と判断した」としている。
大阪府教育委員会では2008年、高等学校課内で盗聴器が仕掛けらているのが見つかった問題があった。
非常に恐ろしいニュースだと感じます。
というのも、調査する日取り等が事前に漏洩してしまうと、情報収集者によって盗聴器やその他情報収集ツールが調査前に回収されてしまう可能性が考えられるからです。
抑止力を狙ってあえて情報を公開したと考える事もできますが、それでは実際に調査をする意義はあまり感じられません。
盗聴調査は隠密行動が基本です。
上記の日程通り調査をするのであれば、日程を改める若しくは不定期に調査をする等、挙げればキリはありませんが、方向転換が必要かと考えます。
公費を使うのであれば、尚更一度見直す必要性があると筆者は憂いています。