IP電話について

IP電話とは、インターネット上で利用されるパケット通信プロトコルのインターネットプロトコルを利用して提供される電話サービスの事をいいます。

IP電話では、音声をデジタルデータに変換、パケット化し、ネットワーク上を通り、通話相手にデータを送ることによって初めて音声通話が行われます。

その途中のネットワークが通信事業者のものなのか、接続事業者のものなのか、また、電話端末を使うのか、パソコンを使うのか、等によってIP電話には様々な形態が有り、一言で言い表すのは、そもそも一般の方には理解しづらいのが現状です。

インターネットプロトコル通信は、データをパケット単位に分割し、ひとつの回線で複数の通話データを混在して通信をしますので、アナログ電話のように、通信中に回線経路を占有しません。
そのため、低コストでサービス提供を出来るのですが、回線を占有しないがために、通話が集中すると通話品質の確保が困難になる事が有ります。

最近では、『移転の際に電話番号を変えたくない』『通話料金が安くなる』等の理由からIP電話を利用するユーザーが増加しておりますが、このIP電話を乗っ取り、通話料金の高額な見に覚えの無い請求書が通信事業者から、突然届く被害も発生しています。

この問題は、IP電話用の電話機とインターネットをつなぐ交換機のパスワードが乗っ取られ、不正アクセスされたことから、利用者が知らない間に国際電話がかけられ、発生するのですが、IP電話サービスを提供する事業者は、ある程度のルールづくりや損失補填を整備する事が急務でしょう。

今後、PSTNサービス終了に向け、IP回線サービスやIP端末の利用率は、上昇する事が予測されます。これに合わせて、IP電話に対する攻撃も多くなり、社会問題化したため、総務省では、被害状況の調査、注意喚起をWEBページで発表しています。

情報漏洩事案に関連する事案が発生した場合、周辺環境の確認、関係者の確認の際にIP電話を利用しているかどうかの有無を確認することが、解決につながる一歩になるかもしれません。

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