地震に対する心構えについて

地震の基礎知識

jishin地球の表面には、板状の固い岩石で出来た十数枚のプレートと呼ばれる層があり、それに覆われています。プレートは、1年に数センチのスピードでそれぞれ違う方向に動いているため、境界では、海のプレートが陸のプレートの下に沈み込んでいます。この場所に出来た溝が海溝(トラフ)です。日本列島の周辺には、北米プレート、ユーラシアプレートという陸のプレートと太平洋プレート、フィリピン海プレートという海のプレートが交わる接合部にあたり、「地震の巣」となっているのです。地震には、海溝部分で起こる「海溝型地震」と、プレート内の弱い部分で起こる「内陸(直下型)地震」の2種類があります。
比較的小さな地震が起こった後に、大きな地震が発生する場合があります。2つの地震が起こる時間間隔が短く、電源の位置が近い場合は先に起こった小さい地震を「前震」といい、後の大きな地震を「本震」といいます。さらに、本震に続いて起こる数多くの地震を「余震」と呼んでいます。今までの観測によると、本震が大きな地震になるほど、余震も多くなります。
また、マグニチュード(M)は、地震の規模を表す単位で、数値が0.2大きくなると地震のエネルギーは約2倍になり、1大きくなると約32倍になります。震度は、各地点の揺れの強さを表します。日本では現在、計測震度計で判定し、震度0〜7までの8段階に、震度5と6をそれぞれ強・弱に分割した10段階で表しています。地震は断層運動で地球内部の岩石が破壊されて発生しますが、この破壊が始まった点を「震源」、その真上の地表の地点を「震央」といいます。破壊は震源から始まり、断層に沿って免状に広がります。広がったその領域を「震源域」と呼んでいます。

平時の際に気を付けておくこと

jishin10屋内にいる場合は、備蓄品の所在を確認しておく心がけが大切です。また、自分たちがどこに身を寄せ、どこから避難するかも確認しておく必要があります。
さらに、外出中や移動中は常に自分が現在置かれている環境を認識しておくことを心がけましょう。
建物の避難誘導路を確認したり、乗り物に乗ったときも非常口や避難口を常に確認するようにしておけば、有事の際に安全な行動が取れます。

有事の際に気を付けること

オフィスや学校など屋内にいる場合は、防災袋などの持ち出し品と必要最低限の所持品を手元に置き、移動する事を想定し、可能な限り荷物を減らし、身軽な状態で行動することが肝要です。必要以上の荷物を持つと、行動が制限され、機敏な反応が出来なくなってしまいます。近くに助け合える仲間がいるか、怪我人はいないか等もこの時に確認しましょう。単独行動するより仲間と行動する方が、精神的にも不安が少なく、何かを判断するときにも的確な対応策が導き出せます。特に怪我人が近くにいる時には、助け合って安全な場所を確保できるようにしましょう。数人が集まると、所持品を持ち寄るだけでも対処法の幅が広がります。
※ 災害への対策は、備えない自分を知る事が第一歩です。災害に巻き込まれないように日々「姿勢」を正し続けましょう。

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