催涙スプレーの選び方について

催涙スプレーの一つである熊用催涙スプレーは、人間に対して使用すると安全面に対する保証が無く、大変危険です。
熊や動物対策として運用する場合においても、使用する熊用催涙スプレーの性能を正確に把握し、使用可能な熊の種類(日本国内ではヒグマとツキノワグマ)を十分に理解しておかなければ安全を確保できません。日本国内では熊用催涙スプレーが、対人用の護身用として流通し、対象となる動物の種類についても曖昧で、使用するユーザー様及び自然環境にとって大きなリスクとなっています。

◆ 催涙スプレーの種類

◯対人用催涙スプレー
個人用途から業務用としての店舗・設備防衛まで幅広く運用。
中・小型動物対策にも使用(ツキノワグマ・野犬・猪・猿等)

◯熊用催涙スプレー
大型動物対策(エゾヒグマ・グリズリー・ホッキョクグマ等)日本国内では北海道以北のエゾヒグマが対象

◆対人用催涙スプレー使用時の症状

◯目 何かが刺さったような激痛・目が開けられない・大量の涙
◯鼻 鼻の内部全体に激痛・鼻が詰まる・大量の鼻水
◯喉 喉内部全体に激痛・咳・クシャミ
◯顔面の皮膚 顔面全体が生皮を剥がれたような猛烈な激痛
◯その他皮膚 焼けるような感覚と痛み

◆催涙スプレーの成分

催涙スプレーの催涙成分は数種類ありますが、効果の高さと安全面からOC製品が大半を占めています。

◯OC(オーシー)
唐辛子等から抽出する辛味成分。効果が強く即効性が有り動物全般に使用可能。自然由来の植物性成分。微生物分解性なので環境への影響がない。

◯CN(シーエヌ)
第一次大戦後に暴徒鎮圧用に用いられていた。効果がOCに劣り、化学成分由来のため安全性も疑問視され現在はほとんど使用されていない。

◯CS(シーエス)
CSガスの成分の中にはシアン化合物が含まれ毒劇物である。大変危険なため、民間市場では一切流通していない。

※上記理由から、セキュリティに携わる業者としてモラルが低い自称専門業者から購入する事はお控え下さい。
誤った使用で、人体に取り返しのつかない後遺症、怪我を負わせる危険があります。

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