アナログ方式とデジタル方式の違いとは

人間の口から出る音声は、空気を振動させる音波となり、空気中、水中を伝わります。
音声の波形は複雑な形をしていますが、200~5000ヘルツ程度の範囲にある、様々な周波数の音波が複数合成されています。

⬛音声を無線で伝える手段

①ワイヤレスマイクの場合、まず、マイクロフォンによって、空気振動に伴う圧力変化を電気信号に換えます。
電気信号は、音声と相似の波形をしており、この相似信号は、「アナログ信号」と呼ばれています。

②無線送信機には「搬送波」という信号を選ぶための高周波を作り、「変調器」で音声信号と合成します。
変調信号は、アンテナから電波として送信されるのです。

③受信機では、「復調器」によって、受信電波の音声電気信号分のみを取りだし、スピーカーを介して音波変換します。このように、アナログ方式では声帯の振動を相似の電気信号に変換し、送受信します。

④デジタル方式では、アナログの電気信号をデジタル信号に加工し、デジタル信号で送受信します。
PC.スマートデバイスでは、すべての情報が「0」若しくは「1」の組合せで表現されます。その「0」「1」の組合せで表現された信号を「デジタル信号」といいます。
デジタル方式では、アナログ信号の大きさを一定周期を読みとります。これを「サンプリング」といいます。
次に、大きさを「0」「1」の組合せで表現し、デジタル信号として送信します。
受信側では、デジタル信号を元のアナログ信号に復元します。
この方式では、サンプリング周期と基準電圧の刻みを小さくすると、元の信号に近いアナログ信号が得られます。

※ちなみに、携帯電話の通信音声は遅延を避けるため、本人の音声ではなく、本人音声に相似した音声で合成されたデジタル音声として届けられている。

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